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フリーのエディター&ライターとして活躍している伊藤真知さん。
長年ファッション雑誌で培った審美眼と等身大の視点は、
「信頼できる服選び」と「わかりやすい着こなしルール」で評判です。
DoCLASSEの数ある服の中から
何をどう選ぶと自分の納得のいく「似合う服」に最速で辿り着けるのか、
素材、シルエット、デザイン、体型などの悩み……など
さまざまな視点から伊藤さんが紐解く、人気連載の最終回です。
Recommend Item vol.04:KNIT
「きれい色&柄ニット」が解決!
突然ですが、皆さんの「おしゃれ悩み」とはどんなことでしょうか? 私の場合、いつまで経っても治らないのが「似た服ばかり買ってしまう」こと。しかも大人になるにつれて、自分の体がきれいに見える“組み合わせ”というのもだんだん絞られてくるので、コーディネートもほぼ一緒。よく言えば私らしいけれど、つまりは買っているわりには代わり映えしないわけで……。シーズンの中盤、いや下手したら序盤にマンネリ化していることも多いのです。
つい先日も着慣れた形のトップスがあり、大好きなブラウンを買おうと思っていたのですが、心のどこかで「また~?」という声が聞こえた気がして(笑)。その日はちょっと勇気を出し、お店の方に勧められたきれい色にしてみたところ、なんとこれがその後、会う人、会う人に大好評! ベーシックカラーのほうが落ちつくし、ボトムならまだしもトップスで明るい色なんて……と苦手意識がありましたが、着ているうちに“いいかも”と魔法にかかり、いまや出番の多いトップスのひとつとなりました。
自分が“好きなもの”というのは大前提ですが、たまには少し雰囲気の違うデザインや、これまであまり手に取らなかった色を選んでみるのも、新しい発見があって楽しかったりも。わかりやすく新鮮みが味わえて、価格的にもトライしやすい、そしてなんといっても“暖かい”冬の必需品といえばニット。定番中の定番だからこそ、こんなひと工夫あるデザインでリフレッシュしてみるのもおすすめです。
Recommend KNIT 01
万能なネイビーのタートルを
ボーダーでちょっと新鮮に
ウール混フラッフィー・タートルネック 税込¥8,789
色はガラリと変えず、目新しさを楽しむなら……まずはこんなボーダーニットはいかがでしょう? トップスで「柄」というと難しいイメージですが、ボーダーならハードルが低め。とくに今季はトレンドアイテムとしてもボーダーニットの人気が高いこともあり、ぜひおすすめしたいのですが、DoCLASSEならではの配色も着やすさの理由。ネイビーのボーダーといえば多くが「×白」の中、あえて同系色のブルーにすることで柄がきわ立ちすぎず、きれいめな着こなしにも取り入れやすいんです。
ネイビー×黒というダークカラー同士が地味に見えないのも、やはりこのニットのおかげ。肉感を拾わないオーバーシルエットや、腰まわりが隠れる長めの丈も着やすいポイントですが、ボーダーが高めで間延びしないので、ボリュームのあるスカートを合わせてもすっきり着こなせます。
真冬のいまなら、シックなネイビーに惹かれますが、軽やかなライトグレー×白や、ベージュ×黒もおすすめ。モッチモチの質感も素肌に着たいほど心地よく、春先まで大活躍してくれることは間違いないので、長いシーズンを見越してお好きな色をチョイスしてもいいかもしれません。
Recommend KNIT 02
顔映りよく、横顔もおしゃれな
大人好みのカラーニット
イタリア糸・カシミヤ混ワイドタートル 税込¥10,989
思いきって印象を変えるなら、こんなきれいな色に挑戦してみるのも手。とくにイエローは一瞬で顔色をパッと明るく、華やかに見せてくれるので、大人の方や服色が暗くなりがちな冬にこそ頼れるカラーです。イエローといっても少しくすみがかったようなペールトーンなので、派手になりすぎないのもいいところ。とくにベージュやブラウン系とのなじみのよさは抜群で、品よく見せつつ、ちょっとスパイスがほしいときの差し色にもぴったりです。
一見シンプルですが実はこのニット、サイドにラインが入っていて横から見ても可愛いんです。ゆったりとした身幅&ドロップショルダーでリラックス感のある形なので、こんなふうにデザインが効いていても、どこか力が抜けたようないい雰囲気。それでいて素材はカシミア混というさりげない上質感にも、おしゃれ心がくすぐられます。
先ほどのボーダーニットもそうですが、顔まわりに明るい色や柄を持ってくることは、華やかに見えるだけでなく、視線を上に集めることでバランスアップにもつながるという利点もあります。とくに今回の2枚のように、首のリブが太めで、ボリュームのあるタートルならなおのこと効果的。そんないいとこ取りのDoCLASSEのニット、長い冬をおしゃれに乗り切るためのアイテムとして、今年はぜひ一枚挑戦してみてください。
伊藤真知 / いとうまち
1979年3月生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。その後フリーのエディター&ライターとして、「LEE」「Marisol」「VERY」「BAILA」といった幅広い女性誌を中心に活躍し、広告やブランドのカタログ製作なども手がける。2017年には著書『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』(講談社刊)を出版したことでも話題に。instagram:@machiito__
出演・構成・文/伊藤真知
撮影(人物)/目黒智子
スタイリング/大谷玲奈
ヘア&メイク/遊佐こころ
※クレジット表記のないものはすべて本人私物です。