これからやりたい100のこと 体験レポート#04

子どもの頃から、いつも明るく前向きでいることを心がけていますが、同時に自分の考えや感情を後回しにしている気にしいでビビリなのが私。でも、数年前に母を亡くし、私も病気を経験したことで「もっと自分に正直でいたい。柔軟性とユーモアのあるオモシロおばあちゃんになりたい」という思いが芽生えていました。「DoCLASSEのこれ100」の世界記録挑戦プランに目が止まったのは、「これからの人生を面白く変えられるかも」という直感です。ちょうど、息子が家を出るのを機に私も何かに挑戦しようと思っていたので、当選の連絡を受けたときは、今の私に意味のある必要な経験なんだと思いました。

挑戦中は、勇気を出して人生初のSNSとなるInstagram（＠ ahomi1398）を開設しました。「みんなに応援してもらいたい」と練習動画を投稿したときは、コメント欄に励ましやアドバイスをいただき、おかげさまで1分28秒だったタイムは記録会で36秒に！ 世界記録の29秒には及ばないものの、満足のいく自己ベストを出すことができました。DoCLASSEのスタッフさんや友人たちが、自分のことのようによろこんでくれたのもうれしかったです。決めたことをやりきった達成感と自分をさらけだせた自信とともに得たのは、「自分がどうしたいか」に心を傾け、受け入れる大切さ。それは自分への愛であり、人を愛することにもつながるのではないでしょうか。若い頃は言葉に出すのも恥ずかしかったのですが、一つひとつに愛を持って生きたいと思うようになりました。

記録会用に選んだ勝負服は、フレンチリネンのセットアップです。表情を明るく見せてくれる鮮やかなブルーと、足を踏ん張ってもきれいに見えるスカートのラインに一目惚れしました。気持ちとおしゃれはつながっているんですよね。思えば、人の目を気にしてばかりで自分を見失っていた30～40代は何を着ていたか全然覚えていないのですが、自分の病気が発覚したときは革ジャンを買って気持ちを奮い立たせていたんです。着たい服があるということは「こうなりたい」という意思とエネルギーがある証。自分への愛と私らしいおしゃれを支えにして、面白そうだと思ったことには果敢に挑戦していきたいです。