Story
10年愛せるコートづくり
心を込めて、ひと針ひと針
丁寧な仕事には細部に洗練が宿る
膨大な時間をかけて手でかがっていく――。
裏地をつけないウールリバーの美しさは、縫い代を目立たせないテクニックにかかっています。ウール生地を組み合わせ、縫い代にボコつきが出ないよう丁寧にかがっていくという膨大な手間を経て生み出される1着のコート。断面に縫い目がはっきり見て取れるミシン縫いとの差は歴然。熟練の職人が力加減を細かく調整して仕上げる総手縫い仕様は、細部までなめらかで高度な技術が際立ちます。
上品さと軽い着心地が魅力の
ジーロンラム&カシミヤブレンド素材
選んだ素材は、豪州ジーロン地方に生息する生後6ヶ月の羊毛を使ったジーロンラムと、艶となめらかさを生み出すカシミヤのブレンドウール。空気を含んで暖かく、ふわっと身体になじむ軽い質感や袖を通した時のシルエットの美しさも格別です。
今年のテーマは「自分色」
冬を彩る
豊富なカラー展開
チアフルなオレンジから、信頼感のあるグレーやネイビーまで。自分色と出会えるをテーマに豊富なカラーを取り揃えました。また、繊細な色が表現できるのもカシミヤ混の魅力。
ウール素材を仕上げる際の水を硬水から軟水にチェンジすることで、カシミヤならではの美しい発色とふっくらした風合いを実現しました。